日本伝統医学研修センター所長 相澤良

脈診中の相澤先生

岡部素道先生※1の最後の内弟子であり、岡部素道先生没後は岡部素明先生※2にも師事し、経絡治療と現代医学の双方を学ぶ。

経絡治療の教科書『日本鍼灸医学』を共同執筆者として編纂し、その後岡部素明先生の遺志を継いで「日本伝統医学研修センター」を設立した。

当研修センターや東京医療専門学校教員養成科では、経絡治療の伝承・普及を目指して、自らの臨床経験をすべて後進に伝えるべく指導を続けている。

その一方で、TJM相澤治療院の院長として毎日多くの患者さんと向き合い、臨床に心血を注ぐ。

加えて近年は、医療鍼灸協会※3を会長として立ち上げ、人材育成を含めて医鍼連携推進に貢献している。


※1岡部素道先生:日本伝統医学である鍼灸治療の中興の祖の一人。経絡治療学会初代会長として経絡治療を主導した。
※2岡部素明先生:経絡治療学会二代目会長で医師。“確かな臨床家を育てる研修施設”の設立を念願し、構想した。
※3医療鍼灸協会:医鍼連携(医療機関と鍼灸師の連携)の推進と、連携を担う鍼灸師を育成する目的で設立された団体。医療従事者として必要な医学的知識とカンファレンスの力、治療効果を出せる臨床力を兼ね備えた鍼灸師を輩出することで医鍼連携を推進する。
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